よしゅあの色図鑑
甕覗き色
カメノゾキイロ
#A2D7DD
相性の良い色
よしゅあメモ
藍甕に布をほんの少し浸しただけの色を「甕を覗いた程度」と見立てたことが名の由来とされる、水面や淡い空を思わせる色。
※表示環境や印刷条件により色の見え方は異なります。数値はWeb表示用の参考値です。
甕覗き色とは
甕覗き色(かめのぞきいろ)は、「やわらかい緑みの青」と表現される、ごく淡く澄んだ青色です。
藍染めの中でも非常に淡い色で、白にほんの少し青を含ませたような、静かで涼しげな色合いをしています。
濃く艶やかに染まった藍色も美しいけれど、染料にさっと通しただけのような、ごく淡い青にもまた違った美しさがあります。
藍甕を覗き込んだような淡い青

- 藍染めに由来する伝統色
- ごく淡く染めた藍の色
- 藍甕を覗くことを思わせる色名
- 白に近い爽やかな青
- 水を思わせる透明感がある
甕覗き色は、藍染めに使われる甕と結びついた名前を持つ色です。
その名の通り、藍甕をそっと覗き込んだときの水面を思わせるような、淡く儚い青色をしています。
藍染めというと深く濃い藍色を想像しがちですが、染める回数や濃さによって、驚くほど淡い青を作ることもできます。
色を重ねて深くしていく前の、ほんのわずかに藍をまとったような色。そんな藍染めの繊細な一面を感じさせてくれます。
甕覗き色が与える印象

- 涼やか
- 清潔感
- 繊細
- 穏やか
- 透明感
甕覗き色は、青の爽やかさを残しながらも主張が強すぎず、白に近い軽やかさを持っています。
手ぬぐいや浴衣のような和の布地にはもちろん、シャツやバンダナなど、普段の装いへ少しだけ青を加えたいときにもよく似合います。
白と組み合わせれば清涼感が際立ち、濃い藍色と組み合わせれば同じ藍染めの濃淡による美しい対比を作ることもできます。
暑い季節に身につけたくなるような、目にも涼しい青色です。
まとめ
甕覗き色は、藍染めから生まれた「やわらかい緑みの青」です。
深く染め重ねた藍とは対照的に、ほんのわずかに青をまとったような淡さが大きな魅力です。
水を思わせる透明感と、染めた布ならではの柔らかな表情をあわせ持っています。
濃い藍だけではない藍染めの美しさを教えてくれる、繊細で涼やかな伝統色です。
甕覗き色のイメージ
