よしゅあの色図鑑
鉄色
テツイロ
#005243
相性の良い色
よしゅあメモ
静かで渋みのある色合いながら、青緑の奥行きを感じさせる色。
※表示環境や印刷条件により色の見え方は異なります。数値はWeb表示用の参考値です。
鉄色とは
鉄色(てついろ)は、「ごく暗い青緑」と表現される、黒に近いほど深く沈んだ青緑色です。
一見すると黒や濃い灰色にも見えますが、よく見るとわずかな青みと緑みを湛えています。
華やかさとは対極にありながら、鉄のような硬質さと力強さを感じさせる、日本の伝統色らしい渋みを持った色です。
クロガネを思わせる暗い色

- 鉄を思わせる色名
- 「くろがね」と呼ばれた鉄を連想させる
- 黒に近いほど暗い青緑
- 現代の鉄骨の灰色とは異なる
- 硬質で重厚な印象を持つ
鉄といえば、古くは「くろがね」とも呼ばれてきました。
鉄色もその名の通り鉄を思わせる色ですが、現代の建物に使われる鉄骨や、銀灰色の金属をそのまま想像すると少し印象が異なります。
黒に近いほど暗い色の奥に青と緑が潜んでおり、焼かれた鉄や使い込まれた金属を思わせるような深みがあります。
黒一色では表現できない、わずかな色味が鉄色ならではの魅力です。
鉄色が与える印象

- 重厚
- 堅牢
- 静けさ
- 渋い
- 威厳
鉄色は非常に暗いため、広い面積に使うとどっしりとした重厚感を生み出します。
城門や甲冑、和装など、強さや堅牢さを感じさせるものとも相性の良い色です。
完全な黒よりもわずかに青緑を含むことで表情が生まれ、光の当たり方によって黒、青、緑の間を行き来するような奥深さを楽しめます。
派手な色ではありませんが、落ち着いた装いの地色として使えば、静かで力強い存在感を与えてくれるでしょう。
まとめ
鉄色は、鉄や「くろがね」を思わせる「ごく暗い青緑」です。
現代的な銀灰色のアイアンとは異なり、黒の中に青みと緑みを湛えた深い色合いをしています。
黒ほど単調ではなく、青緑ほど鮮やかでもない。その境目にある重厚な色彩が、鉄色ならではの魅力です。
力強さや堅牢さ、静かな威厳を表現したいときに使いたくなる、日本らしい渋みを持った色です。
鉄色のイメージ
